身なりについて(^o^)ノ その8
前回の続きですが、手にしていた傘を記念品として展示したいと方々の博物館からリクエストが出たそうだが、さすがに実現できなかったそうです。
それどころか、あの細身の傘は、「チェンバレン」と紳名されて、落ち目の英国のシンボルのように扱われたものでした。
そういえばミュンヘンから帰ったときのチェンバレンはシルクハットをかぶっていたが、英国紳士のシンボルのような帽子も傘も、国際政治の舞台から姿を消したようです。
が、そうは言っても、雨の多い日本では、コウモリ傘は実用的であり、粋な持ちものでもあります。
日本の傘は今も国際的に大きなシェアを誇っているが、そういう実用的な面もさることながら、軽くて細いシルクの傘は、紳士のアクセサリーとして今でも尊重されています。
あの折り畳み式の傘は、必需品の一つにもなっているけれども、大きなアンブレラはぜひ一本は所蔵したいものです。
江戸時代には「夜目遠目笠の内」という言葉が、女性の顔を美しく見せる条件になっていたが、シルクの傘を粋にさしているのは、男ぶりを上げる手段の一つとして値打ちがあります。