色って面白い その4
欧米の色名辞典には、この標色が「ジャパンブルー」という名前で紹介されています。
この藍染めにはたいへん手数がかかったので、昔は藍染めの折に、一年分の必要な布地を一度に染色して、それを納戸にしまっておいたところから、この藍染の色を「納戸色」というようになったといいます。
この色を納戸の暗がりの色だとか、納戸方の役人の衣服の色だったとか、納戸の幕の色だとかいう説もありますが、最初の説明が一番もっともらしい。
これらの藍染めの青は、日本人にとっては、どの青よりも青らしい青と感じられるようですが、この色は欧米産のカラーシステムでは、どうも紫味の青の分類に入るようで、西洋人の青の範囲は、日本人よりもどうしても緑の方向に広がる傾向があるようです。